○イチ
結婚披露宴に招かれた。
お祝い事はとにかく心が華やぐ。しかし今日のカップルは再婚者同士、お互い人生の半ばを超えた者同士、どこか若者とは違ったしっとりとした落ち着きがある。
楽しく和やかに、ゆったりとした雰囲気でリセプションが進められて行く。服装も皆さんカジュアルだし、硬さが全くないのは居心地が良い。
其々が私達には分からない事情があって前の伴侶とはお別れになり、新しく又お二人で人生を築いて行こうとしておられる。
「バツイチ」が「○イチ」になった。今度こそ? 末永く幸あれ!! と祈る。
私のモットーは、人生に「遅い」という「時」はない。
「今」を決心した時から何でも「始められる」ことを信条としている。
人生どんな時からでもやり直しがきく。私は25才で救われ、その時以来人生が変えられ(再創造され)、50才の時に召命を受け、61才から牧師になると言う晩生(おくて)の標本だ。
若い時から人生順調には来なかったが、人生半ばにして全てが軌道修正され、今は羅針盤が示す通り、進ませていただいていると信じている。
人は必ず再創造される。そうして下さる方がおられ、その方に人生を委ねて行く時、羅針盤が正常に機能する。
そんな人生は「選択」して行かない限り獲得する事は出来ない。
あなたにも勿論選択権はある。
安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)
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