Monday, July 30, 2007

あれだけ食ったのに、食い足りない?

昨日は久しぶりに食べたい物をたっぷりと食べられたので、心も胃も大満足。
日曜午後、色々な教会の人達と一緒の集会があって、そこで出会った人から
家がすぐ近くだから、とお茶に御呼ばれした。
ところがバーベキューをして下さって、油気たっぷりの肉類が(牛肉、豚肉、
ソーセージ類)ど~んと並べてあり、果たして家内が傍にいるのに、どれだ
け食べれるものやらと心配していたが、彼女何も言わず、好きなだけ食べさ
せてくれた。昨日の彼女はまるでマリヤ様だ。仏教的に言えば、観音様だ。
お陰で夢まで見た。
より取り見取りのレストラン街でどこに入ろうかと、ウロチョロしていた。
結局、どこにも入れず、夢が覚めてしまったが、果たしてまだ食い足りなか
ったのだろうか、あれだけ満腹するほど食べたのに。
ボクの食い気のいやしさには際限がないのだろうか。
チョット気になる。

恐怖のドライブ

夜の90マイル(144キロ)で飛ばす車に乗るのは恐怖だ。
昼でも怖いのに、夜だとスピード感が違う。それも郊外のハイウェイなら
いざ知らず、町なかのフリーウェイだ。
横に乗っていたボクは生きた心地がしない。もう彼の車に乗るのはごめんだ。
こんなことで大怪我したり、命を落としたりしたくない。
まだまだ遣り残していることが沢山ある。
21年先までの計画がある。
いや、1週間、1ヶ月、半年先の計画があるのだ。

それにしても昨日の映画での石井十次はあまりにも早くこの世を去った。
まだまだやり残したことがあっただろうに。
あと20年は生きていて欲しかった。
日本の福祉ももっと変わっていただろう。

彼とは比べ物にはならないが、ボクだってボクなりのやりたいことはある。
凡人のボクは生涯を全うして、あー、ボクの人生は最高だ! と言って死に
たいのだ。交通事故でなんか死んでたまるか。

Saturday, July 28, 2007

石井十次の映画でボロボロと涙が

試写会に行ってきた。石井十次の映画だった。
久しぶりにボロボロ泣いた。メガネをかけていると涙を拭うのが大変だ。
感動した。
孤児を一時は1200人も引き取り教育した。48歳と言う若さで死んだ。
奥さんは30歳で死んだ。あまりにも若すぎる。心労が祟ったのか。
日本のジョージ・ミューラーだ(英国人、祈りのみ、神のみに頼り2000人
の孤児を養った)。
この事業の協力者に大原孫三郎がいたのを知った。
日本で始めての洋画美術館を建てた(大原美術館)、また中国銀行、中国電
力の礎を築いた人でもあった。
彼は石井十次の講演会で心を打たれ、全面的に資金面で協力する。
凄い人が日本にもいた。
久しぶりに感動した。

Friday, July 27, 2007

人生は慣れの連続だ

物が安く手に入るときには何かあるから、気をつけよう。

日本から来た高校生、安くて可愛い靴を見つけた。足が普通の子より大きい
ので、アメリカ製は丁度良い。
日本から来られるサイズの大きい方は、こちらの店に喜んで買い物に出かけ
られる。大きなサイズで何でも揃うからだ。
ところがその女の子、片方の足しか試し履きをしなかった。
とうぜん、片方も同じサイズと思うじゃないですか、誰だって。
そのまま買って帰っていざ出掛けようと履くと、もう片方の靴何とキュウ
キュウで、やっと入ると言う事態。
いまさら替えに行けないし、旅のあいだ中そのまま履いている。
そのうち足の方が靴のサイズに合ってくるのか、さして苦痛ではなくなる。
チョット我慢すれば、すぐに慣れるさ、折角のアメリカ製だもん。

人生って、そんなもんさ。すぐに慣れるさ、どんなことも。
少々の辛いことも、少々の痛みも、腹立たしさも、金欠にも、異性の友達の
いないことも、成績の悪いことも、オヤジの苦虫つぶした顔も、女房の愚痴
も、説教の拙さも、味噌汁の薄味にも、べちゃべちゃのご飯も、みんな時間
が経てば慣れてくるさ。
一寸の辛抱だけだ。

楽観は人生の最も強力な武器だ。
よく覚えておこう。

Thursday, July 26, 2007

とお~い思いよ

遠いアメリカの地から、日本の野球の結果を毎日、一喜一憂している。
これが少しは刺激になっているのだろうか、分からない。
アメリカに渡ってすでに43年のなが~い年月。
少年時代にグローブ(布製)を持って甲子園球場に行ったのが、1度か2度
しかないのに、はるかとぉ~い昔にいつも思いを馳せている。
別に阪神タイガースが勝ったからと言っても、ほんの10分かそこらの間、
気持ちが良いだけで、その日一日の気分が変わるわけではないのに、
なぜか、いの一番に結果を見る。
選手たちの顔もろくに知らないのに、可笑しな現象だ。

7月のいよいよ終盤を迎え、やっと勝率5割に戻した。
8月には3位に入って欲しい。そして2位に、そして・・・・、との思いは
捨てていない。
一喜一憂は、毎日の楽しみであることに間違いはない。
阪神がんばれ!! と応援しながら気持ちはいつもあの少年時代に戻ってゆく。
また楽しからずや、である。

Wednesday, July 25, 2007

ああ、汝の名は「アンパン」

久しぶりにアンパンを買った。
ボクはつぶ餡党なので、殆どつぶあんしか買わない。
韓国マーケットで近頃買うことにしている。
最初長年食べ慣れた日本製のアンパンから韓国製のものを食べるのに随分と
勇気がいったものだ。
ところがである、近頃の韓国製のアンパンに限らず、ケーキ類やパン類の
豊富さには驚きを隠せないものがある。
多分オリジナルは日本のものだったに違いないと思われる色々なパン類が
所狭しと陳列してあり結構楽しい。

そのアンパンだが、まぁ、アンコの一杯詰まっていること!!
今日買った小さなアンパンは一度に食べられなかったほどだ。
朝半分、昼半分と言う具合に、分けて食べなければすぐに糖尿病になって
しまうのでは、と心配させるほど見事にどっしりと詰めてあり、アンパン党
が随喜の涙を流して喜ぶほど、堪能させてくれる。
あ~、久しぶりにアンパンで喜びを味わった。

実に平和で幸せなひと時である。

Monday, July 23, 2007

心の浄化作用

千客万来の7月、お客を迎えることは嬉しい。特に同業である牧師先生は
話が合うというか、御互い気心が知れた会話が出来る。例え初めてお会い
した方でもだ。不思議だが、やはり共通項が沢山あるからだろうか。
殆どの牧師がボクより先輩なので学ぶ所が多い。
また安心して何でもお話しできることが、慰めになる。
牧師は守秘義務があるから、ボクが話したことがそこから漏れる事が無いと
いう安心感があるので、心の内を何でも話すことが出来る。

話が漏れることほど、厄介なことはない。
口の堅さは信頼される第一の条件でもある。

人は人の噂をすることが大好きな生き物だ。どんな職種の人間でもそれは
共通ではないか。牧師だって人の子だ。
だから自分の思いを下手に抑えることはないと思うが、気をつけなければ
ならないことは、やはり相手を選んで物言わなければならないと言うことを
守らなければならない。
一種の浄化作用(カタリシス)を牧師もする必要があると固く信じる。
心の中に色々なものを貯めておくと、自分がおかしくなってくる。
時には牧師も鬱になり、クスリの厄介にならなければならない事だってあり
得る。心の中にある物を吐き出す作用は必要だが、それはあくまでも吐き
出すことが目的で、人を誹謗したり、非難したりすることではない。

先輩たちには迷惑をお掛けしたかもしれないが、随分と浄化作用がなされた。
これで良い。

「わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、
わたしの口の言葉と、心の思いが
あなたの前に喜ばれますように。」

Thursday, July 12, 2007

またやった

またティケットを貰ってしまった。
前のが時効になりかけのところでいつも決まって貰う。
一寸の心の隙を衝かれた。
ストップサインが逆光で見えなかったし、初めての道だった。
いや、性格には良く通る道だ。昨日も通った、なのに・・・・・。
そう、今朝は逆から走ったのだ。
しかも、間の悪さと言うか、ストップサインの対向の所にパトカーがいた。
何でそんな所にいるのだ!! 選りにも選って。
スピードと信号無視だという。でもスピードは勘弁してくれた。
だって速そうに見えても、証明するものが何もないのだから、敵さんも確証
がない。

こんな時アメリカでは、あのカトリックの神父のような格好をしていれば、
大目に見てくれる場合があるとか・・・・・、まあ、甘い期待だが。
隣には学校に送ってゆく日本からの留学生が乗っていて、格好の悪かった
ことと言ったらありゃしない。
くだんの留学生には珍しかったことで、一生懸命笑いをこらえていたように
見えた。
ひがみ目かもしれないが。

家内には、「お金がないのに!!」と叱られた。
立場がないよ、まったく。情けない気持ちだ。
哀れな一日の出発。
今日から教団総会が始まるので、オークランドまで飛ばなきゃならない。
無事を祈る。

Tuesday, July 10, 2007

なつかしき万年床

夏は千客万来。
それに2日前からホームステイのお嬢さんが一人来た。
そんなことで、家内はいよいよ2階に引越し。
修養会での実績があるので、スムースではないが2階の上り下りは随分と楽
になった。
ボクのベッドを堂々と我が物顔に占領なさるので、仕方なく折りたたみ式の
マットにスリーピングバッグを敷き、毛布一枚に包まって寝ている。
メークベッドをする必要ないので楽ではあるし、ベッドから落っこちる心配
もないし、思い切り寝相悪くして眠れる。
それにあまりフワフワしていないので背中にも大変よろしい様で、満足して
いる。
ただ万年床もベッドだと様になるが、床だとだらしなく見える。これだけが難
といえば難。
まっ、いいか。
学生時代を懐かしく思い出している。

「万事は益」

Sunday, July 08, 2007

リトリート

ぼく達の属している団体の修養会(リトリート)に3泊4日で家内共々参加
した。
何より、良かったのは、家内が2階にある部屋から坂道を上り下りする道を
食堂まで毎日3往復歩けたと言うこと。
かっては車椅子に乗って寝泊りしてところであったが、何と言う幸いか、普
通に歩けた。健常者には分からない喜びでありました。
主講師の先生の聖書のお話は素晴らしかった。
今年は例年になく、恵まれた思いで下山してきた。

Wednesday, July 04, 2007

ルール厳守の生活

昨日、買い物に行ったときの出来事。
なが~い列がキャッシャーの前に出来ていた。
イライラして待っていると、真横のレジが空き、「Next please」と言ったの
で無意識のうちに一番最初に並んだ。
すると僕の前にいた男性が、「She is first」と周りがびっくりするくらいの
大きな声で叫ぶではないか。
ボクより4人くらい前に女性が並んでいて、その女性のことを言った。
くだんのボクは真っ赤な顔になって、「I’m sorry」と蚊の鳴くような声で、
下向き加減にボソボソッと謝る。
まぁ、何と恥ずかしいことをしたのだ、と反省と後悔と自虐さが入り混じった
ような気持ちになって、その女性に順番を譲った。

でもなんだか、注意してくれた男性を恨む気持ちは全くなく、むしろ感謝と
清々しさを覚えたのは救いだった。

アメリカは順番にうるさい国だ。割り込みは赦さない、放っとかない。
正々堂々と注意する所がよい。
こんな所が好きだ。秩序を重んじることが徹底している(例外はあるが)。

子供のときからのしつけが行き届いているのだろう。
家庭でも、学校でも、公共道徳を守らせる教育には自然体で行き届いている
ようだ。
見習わないといけない国は一杯ある。

Monday, July 02, 2007

執念

昨日は素晴らしい礼拝を持ったあとはチョットついていなかった。
日本からのゲストスピーカーご夫妻をお連れして、「あの」レストランで
「あれ」を食べましょうと、舌なめずりをしながら12過ぎにレストランに
行ったら満員で30分待ちという。午後には集会があるので、泣く泣く諦め
とりあえず「あれ」に近いのを捜しながら、次なるレストランにきたら、
「closed」と非情なる看板が。これはやばくなってきた。
仕方なく、近くの和風「あれ」から洋風「あれ」に代えて取敢えず集会に
間に合わすが、ボクの舌はすっかり「あれ」になってしまっていたので、何
か消化不良の午後でした。
集会のあとは、お客様は早くホテルに戻って休みたいとの事なので、夕食は
せず、私達は帰ってきたが、途中、家内も疲れたということで食べて帰ろう
ということになった。
ボクの舌は食べ物となるとすぐにフルに回転活動する。
頭の中ではその食べ物で脳が100%占領されてしまう。
今晩は「焼き鳥だ!!」、即断即決、実に早い。
スーパーに焼き鳥専門の店があってテイクアウトできる。
まだ店は空いている!! 飛び込む。「すみませんラストオーダーが終了しま
した」「エーッ」と絶句。姉妹店の店でもテイクアウトできると言うので、
一目散に行く。店はムンムンの満席、外にも若いのが十数人待っている。
30分以上掛かりますというので、次なる所に行く。あっ、外には誰も待って
いない。店の前に来る。と「closed」、またもや非情看板。
こうなったら意地でも捜すと、また次なる店を捜す。またもや「closed」。
一体昼から数えてお目当ての店に辿り着くのに、どれだけの時間、ガソリン、
労力、を消耗し、イライラが嵩じて来たことか。
結局最後はラーメン屋に入り、二人とも頭には焼き鳥を描きながら、焼き飯
と餃子を食べて、終わり。
何かすっきりしない一日だなぁ。

「一切れのかわいたパンがあって、
 平和でいるのは、
 ご馳走があって争いに満ちた家にまさる。】

集会で恵まれたのがせめてもの慰めでありました。
感謝。