Wednesday, January 09, 2008

選択と決断の狭間で

ナント毎日毎日決断と選択の多い人生か。
首の頚動脈を手術してから、血をサラサラにする薬、血圧のクスリ、
コレストロール抑制のクスリなどを飲むために毎朝朝食を取らなければ
ならない。
それまでは旅行中以外、殆ど朝食を取ったことがない。
朝何を食べるかが、一日最初の大きな決断と選択だ。
余り考えすぎて、食べ終わったらホッとするのか、薬を飲むのを良く忘れる。
ったく、本末転倒とはこのこと。

本末転倒、矛盾、不合理、不条理、余りにも生きている周りには多すぎる。
人生もっと簡潔にならないか。
我々の最も大切な選択は2つしかないといわれる。
何かの本で読んだことがある。

人生には2つの方向しかない: 広い道と狭い道
人生に2つの終着点しかない: 地獄と天国
人生には2つの決断しかない: 広い門を選ぶか、狭き門を選ぶかだ。

人はみんな死ぬと天国に行くと思っている。聖書にはそんなこと書いてない。

生きているうちに神に出会うと言うことは何と素晴らしいことだろう。
永遠の命、まことの命、天の御国。
ハレルヤ!! と毎日人生、正しい選択と決断をしながら、歩んでゆこう。

Saturday, January 05, 2008

一年の計、はや見直し

とある古いキリスト教雑誌を何気なく読んでいたら、当教会にも一度来て下
さった牧師先生の若い頃の記事が乗っていた。
神学生時代ろくに祈りもしなかったらしい。
ところが牧師になってみて、どうしても祈りの必要な事柄に出くわし、その
時から、一日3時間祈る決意をしたとあった。
ゲゲゲェー、と思わず声にはならない悲鳴のごとき叫びが出てしまった。
一日3時間も祈ったら、他のこと何も出来なくなるぅ~、とは俗世に這って
生きている者の言うこと。
しかし、3時間とは!! とため息が出る。
こちとらは1時間も祈れば、まるで鬼の首を取ったような、誇らしげな気持
ちになって、「どうだ」と言わんばかりに傲慢な気持ちになっているのに、
かの謙遜な先生は、それでも膝を折り、頭を畳にこすり付けて祈っておられ
たのだと思うと、厳粛さと厳しさとが入り混じって、なんとも形容しがたい、
自分の気おくれといい加減さが胸を締め付ける。

ちょっと、気を引き締めなければいかんぞ、これは。
もう一度、元旦の計を見直さなければと慌て始めた。

Friday, January 04, 2008

死海写本と・・・と

今日ついにサンディエゴのNatural History of MesiumでDead Sea
Scroll(地中海写本)の本物を見る機会を得た。

朝起きたらいきなり家内が、見に行こうと言い出し、明日になったら雨が
降るからという言うので、急に行くことにした。
半年も前から展示していたのだが、ついつい忙しさにかまけてチャンスが
なかった。
でも考えてみると、「明日になったら雨が降るから」と言う言葉につられて
行くと言うのも変だな、と思いつつ、家内もまさかボクが行くと言うとは
思いもかけなかったらしく、御互い驚きつつも兎に角行った。

サンディエゴにお住まいの大倉先生に電話して、行き方を教えて貰ったが、
良い機会なので昼ごはんを一緒した。
教会の近くの中華料理店のラーメンが美味しいというので、そこに行った。
北京ダックのラーメンがお勧めと言うことで、二人してそれを注文。
家内は野菜ラーメンを。
ところが出てくるのを見たら、なんとまあ豪勢な!!!
北京ダックの半身くらいのボリュームで量も凄い。いやー久しぶりにうまい
ラーメンを食わせていただいた。
野菜ラーメンも同じ料金。全然中身が違う。これは不平等だな。
北京ダックが安いのか、野菜が高いのかは別として、断然北京ダックがお勧
めだ。
満腹、満足で、いざ、地中海写本へ。

3日だと言うのに何と大勢の人人人の波。まだ休みが終わってないのかぁ~。
さすがに皆さん熱心に行儀よく見ておられるので、全然前に進まない。
アメリカのこんな所は好きだな。割り込みはないし、ブツブツ言わないし、
せっつかないし、皆さん鷹揚に構えていらっしゃる。
でもボクは日本人だな、どうもせっかちだ。
ええ~い、ままよとばかりすっ飛ばして、あっという間に終わり。

去年の3月に現場に行って詳しくガイドのスティーブン栄子先生に説明を聞
いていたので、本物はチョット見ればそれで宜しい。
見てもヘブル語は分からない。

まぁ、歴史的に素晴らしいものには違いない。
それはそれなりに良かった。
しかし今日の収穫はなんと言っても北京ダックのラーメンだ。
これは、1947年にクムランの洞窟で偶然探し出された死海写本に勝るとも
劣らない収穫だった。又食べに行きたい。
家内には、「あんたそれでも牧師???!!!」と厳しくたしなめられたが。

Wednesday, January 02, 2008

初夢

新しい年の始まりだ。昔のような新鮮さはもうないが、それでも身を引き締
めて行こうという思い入れはある。

初夢の日を間違っていた。
年末明けの夜中から朝方に掛けて見る夢を初夢と信じてきたが、元旦から
2日に掛けてみる夢を言うのであると訂正された。
それでホッと胸を撫で下ろしたのだ。

実は元旦の朝方、恐ろしい夢を見た。
ある女性がナイフを振り回して立ち向かってきたのだ。
この年になって、こりゃないだろうと思ったが正直それが夢だった。
ところが2日の朝方見たのは、ナント大掃除の夢だった。
息子が会員になったと言うジムに会員登録に行ったら、いつの間にか埃だら
けの裏部屋を一生懸命掃除していた。
ホコリがもうもうと立ちこめる中、懸命に掃除機をかけていた。

なんだ?? これは!!

今年は掃除の年か??
いや、たぶん「心の掃除」じゃないかとハタと気がついた。
長年溜まっている嫌な性格、醜い性格、弱い性格、がどうも鬱積した生活に
影響しているのではないか。
時には逃げ、ときには正当化して、真っ直ぐに直面してこなかった所を指摘
されたのではないかと思い始めている。

勇気のいることだが、どうも今年はこの事に挑戦しなければならないのだろ
うかと、少々憂鬱になってきた。

でもこれが解決されたら、多くの問題が解決されるだろうな。
分かっちゃいるけど・・・・。

新年早々から悩み始めている。