母の日
あなたは母の日をお祝いしますか。
お母さんとの関係があまり深くない人もいますね。
「お母さん」、と呼んでいますか、それとも、「クソ婆ぁ」、なんて悪態をついていますか。
一年に一度の母の日、きまり悪くていまさら、と思いますか。
その辺に咲いている草花でも良いじゃないですか、何気なく台所に空いて捨てるビンにでも活けておいておけば。
私はうちの子供が生まれる時、分娩室に行きましたよ。
家内の顔の汗を拭きながら、「波が押し寄せて来る、波が引いて行く」「ハイ、息を深く吸って、スーッと吐いて、プッシュして、もっとプッシュして!!」とコーチしました。
黒い頭が見え出し、生まれてきた時の感激と神聖さに圧倒されっ放しだったのを今でも鮮やかに記憶しているよ。
お母さんはあの陣痛から来る激痛に耐えながら、苦しみの汗とうめきをもって、一生懸命あなたを生んでくれたんだよ。
そばで見ていて痛みを分ち合いたいほどお母さんは苦しんだんだよ。
でもその苦しみも君と言う存在が新しい命となってこの世に出て来る喜びに比べたら、どんな事でも我慢できたのだろうね。
赤ちゃんが生まれ出たとき、家内はニッコリしたもの。
ボクはその瞬間の証人になれたことを生涯の喜びと思っている。
そんな家内を本当にいとおしく思う。
子供達もお母さんをとても大切にしてくれている事を誇りに思う。
母の日おめでとう。 母さん、アイ・ラブ・ユー。
安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)
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