Thursday, May 25, 2006

厭世気分

「言ったと思いますが・・・」「言ったはずです・・・」などと言われると恐怖感
を覚えるこの頃だ。
「そうだったっけ?」で済まされればいいが、相手に迷惑をかけるような場
合、これがストレスに替わってくる。
「これはこうですね」と会話の度にいちいち念を押すのもおかしなことだ。
こちらはそんなニュアンスで聞いていない場合、確かめようが無い。
困ったことだ。 どうしたらよいのだろうか。
もう隠遁生活を自ら強いて、人とのかかわりを持たない方が良いのかも知れ
ない。そうなったら社会的抹殺も覚悟しなければならないが。

人は人と関わり合ってこそ、人間的な暖かな交わりを通してこそ、生きる喜
びがあると言うもの。
その喜びを放棄してまでも、関わりをなくそうと考えるのは、ずいぶんと重
症だな、これは。
まぁ、一時の気の迷いだと思うが・・・。

Wednesday, May 24, 2006

マイニチ、まいにち

この一週間は牧師にとって超忙しい週でありました。
何しろ一週間に4ッの異なったメッセージを用意するのはなんぼなんでもキ
ツすぎる。何時までも新米牧師と言って言い訳できる時期はもう過ぎた。
それに加えて家内の怪我で病院に連れて行ったりで、時間の調整に狂いが
生 じる。思いもかけない出来事が起こるのは世の常だが、そんな時こそ、
冷静 沈着でいられるよう日ごろの心構えが大切だとつくづく思わされる。

よく考えると、<まったく期待しない出来事>と言うのは細かなことから、
大きな事まで含めて毎日起こっている。ただ、大した変化が無いことが多い
ため気が付かないで平凡な生活を送っていると錯覚する。
今日はまったく新しい日で、昨日とはぜんぜん違うのだ。

チョウ忙しい日も、ゆったりとした日も、今日与えられた一日の命を大切に
したい。そうすると毎日が最善の日として感謝することが出来る。

Monday, May 22, 2006

おのれを疑え

人に「疑い」の心があるのはイヤだね。
何とも陰湿極まりない性格だとつくづく思わされる。

実はある本を懸命になって探していた。
クリスチャン新聞が出している「クリスチャン情報ブック2003」と言うので
ある。
うちにはずいぶんと沢山の本があって、色々な人が借りてゆく。
別に誰が借りたかなど記帳しないし、いずれ返ってくるものと思っているの
で気にも止めないが、時々資料として必要となった時、その本が無いと困る

その情報誌でぜひ調べたいことがあって、一体誰に貸したかを一生懸命に
一人一人の顔を思い浮かべながら、記憶を辿るがナカナカ思い出せないで
2週間が過ぎた。
そのうちにだんだんと腹が立ってきた。借りたら少なくとも1ヶ月くらいで
返して貰わないとこちらも困る!! こうなったら礼拝の報告の時間にみんな
にアナウンスしようか、など考えた。

私は枕元に常時20冊くらいの本が積み重ねてあって(漫画本も含めて)、
寝る前に気の向いた本をとって、眠りクスリ代わりに読む。
実は積み重ねてあった本の一番下に、その本があった事を今朝発見した。

何人かの人の顔を思い浮かべながら、あの人かなこの人かなと少しでも疑っ
たこと、ゴメンなさい。
人を疑う前に自分を疑わなければならない。
ハイ、まったくその通りです。
朝っぱらから頭をゴツンとやられた感じだ。

Saturday, May 20, 2006

ジャンクメール

毎日毎日飽きもせずに、同じジャンクメールが舞い込んでくる。
郵便だったのが、近頃はe-mailで入ってくる。大体一日平均15,6件だ。
とにかく内容は見ないでどんどん消去してゆく作業だけでも腹が立ってくる。
日本語だとすぐに判るのだが、英語でうっかり消してはならないものがある
ので余計困ってしまう。

日常生活の中で聞きたくない情報がある。耳に痛い話、自分に都合の悪い
話 などがそれである。
これを聞き流したり、取り合わないでいると後々大変なことになりかねない。
うっかり消去できない。
どんな耳の痛い話でも聞いておかないと、良い知らせも入ってこなくなる。

どんな話でも真剣に聞く態度をいつも養っておこうと、ジャンクメールを
除去しながら考えさせられた次第である。

Thursday, May 18, 2006

安全運転

家内が怪我をした時ちょうど、下の息子が訪ねてきていた。
母親思いの息子は大変心配して、すぐに友人のドクター(内科医)に電話で
医者を紹介してもらっていたが、結局少し遠かったがボクの知り合いの医者
に行った。
息子は自分が運転するからと運転を買って出た。
息子はボクの運転が荒いのを良く知っていたので、母親を慮っての事なのだ
が、確かにボクよりスムースに運転する。
家内も息子の運転の方が安心出来るとのたもうた。
家内が運転できなくなってからいつも隣りの席に座ってくれてはいたが、実
は内心、冷や冷やしていたのではなかろうか。
それにしてもほかに選択肢が無かったとはいえ、辛抱して長年付き合ってい
てくれたものだ。

目も少し悪くなってきたので、そろそろ安全運転と心がけようか。

家内の怪我

家内が外のステップに躓いてすねを切った。
相当出血して、肉が少しえぐられていたので、医者に連れて行ったところ
5針縫った。破傷風の注射を打ち、2種の抗生物質を服用、アドヴィルと
いうアスピリンより強力な薬を飲んだ。傷がズキンズキンして相当痛いだ
ろうにリューマチの痛さに比べたらそれほどでもないという。

この20数年間リューマチの痛みに堪え続け、嫌味や厭世的な事の一言も
言いたかっただろうに、よく辛抱してきたものと頭の下がる思いだ。
それどころかいつも朗らかに笑い声が絶えない。
その忍耐強さと、意志の強さに感服する。

それにしても例え2,3段しかない階段の上り下りにはひやひやさせられる。

Monday, May 15, 2006

まだまだ負けてたまるか

昨日何年ぶりだろう、ピンポンをした。
息子との雪辱戦でした。正確には息子が私にチャレンジして来たので息子の
雪辱戦になります。
数年前に、そうまだ息子が高校生だったころ息子をコテンパンにやっつけた
ことがあった。ピンポンだけではない、バスケット・ボールもレスリングも、
50メートルダッシュも親父の勝利のまま終わっている。
息子は何年経っても悔しくてたまらないらしく、それを覚えていた。
ゴリラのように体格のよい息子には到底レスリングもバスケット・ボールも
敵わない事は息子がよくよく知っているので、私に対する憐れみの心は持っ
ているらしくチャレンジはしてこない。ましてやグレーシー柔術をやったあの
体格と業では殺されかねない。

さて、家のすぐ近くに娘のボーイフレンド一家が引っ越してきて、そこのガ
レージにピンポン台があるので、やろうじゃないかということになった次第。
息子、娘、ボーイフレンド、我が家に寄宿している日本からの青年、家内、
トーナメントをやったが、私は3試合やったらもうヘトヘト、息はぜーぜー、
汗はタラタラ、足はガクガク、もう駄目。そこで私はさっそくリタイヤー。
それでも息子には2勝ストレート勝ち、娘に1勝と、全勝だ。
結局全勝したのがボク一人で、やっぱりダディーには敵わないや、というこ
とになり、花を持たせてくれた。

それにしても体力がこんなにも落ちてしまって情けない。元気ばかりでは
やれないことが一杯出来てしまった。
今更体力を付けようが無いが、元気だけは失いたくはない。

ボクの人生で大病を3度やったが、それでも元気でいられるのは、なんと
感謝で幸いなことだろうか。現役でまだまだやれる。

イスラエル歴史に残るモーセという人、チャールトン・へストン主演の映画
エクソダス(出エジプト)という偉業をやってのけたのは彼の80才の時だ。
ボクはまだまだ青二才、よーし、まだまだやるぞ、やれるぞ、と痛い足をさ
すりながら、気持ちだけは元気に今朝、叫んでみた。

Friday, May 12, 2006

母の日おめでとう

月曜の家庭集会は日曜日の牧師メッセージのシェアリングをしている。
話し合う前にうちではもう一度説教のビデオを見る。礼拝の一部始終をある
兄弟がいつも撮っていてくれる。
メッセージや聖書の言葉から自分が受けた感想、チャレンジ、悔い改め、慰
めや励まし、真理を分かち合うが、ときには大筋から離れた事に話が熱中す
る場合がある。

この間もそうだったが、なぜかホームレスのことに話が行ってしまった。
話を聞きながら、そういえば我々の身近にもホームレス(家庭を失った)人が
いたなぁと、一人ボーッと考えていた。
勿論一時的にホームレスになった人達で、何ヶ月か子供を連れて主人から
逃 げてきた人達だった。友人である教会員が暫く落ち着くまで面倒を見てい
た。 結局それらの人は離婚という形になってしまったケースが殆どだ。

私生児を抱えたまま、職も無く我が家に3ヶ月ほどいた人もいた。
今どうしているだろう。相手の人と結婚できただろうか、それともどこかで
政府のお世話になりつつ子供と無事暮らしているのだろうか。

私たちの知らないところで、主人の精神的・肉体的虐待や浮気にあって苦し
んでいる人達が大勢いるに違いない。
見ていると全てではないがどうも国際結婚をしている人達が多い。教会外で
もその話は沢山聞く。日本に帰るに帰れず、母親一人で頑張って子供を育て
ている健気な人たちを見ていると頭の下がる思いだ。
そんな人は2つも3つも仕事を抱えていて、懸命に生活している。体も疲れ
るだろうし、頼れる人がいない寂しさに歯を食いしばっていることだろう。

そんな人が教会に来てくださって信仰を持たれ、心から信頼できる、創造主
なる全知全能の神を信じて生きる道を見出された事はまことに幸いだ。
人にはない慰めをもって慰めてくださるし、生きるエネルギーを与え続けて
くださる。そこからまた新たな希望が見出される。

逞しく生きてください、あなたは一人ではない!! と声援を送りたい。

母の日おめでとう!!

Saturday, May 06, 2006

当てにならない

今日、結婚式がある事をすっかり忘れていた。
忘れないようにとカレンダーにもう何ヶ月も前から記入されている。
殆ど毎日カレンダーを見ている、にもかかわらず、見ていないことに気がつ
かされた。
人間の視覚も当てにならない。見ているつもり・・・が実際は見ていない。
肝心なことに目が行っていない。
聞いているつもりもよくある。記憶の問題は今の私には大変な問題である。
「言ったじゃないですか。もう~。」と呆れ返られることがしばしばある。

知ってるつもり、やっているつもり、つもり積もってどこへやら。

「つもり違い十ヶ条」というのを以前紹介しなかったっけ?
やったつもりだがなぁ? じゃもう一度ご紹介しましょう。
(これは以前友人から回ってきたものです)

1. 高いつもりで低いのが教養
2. 低いつもりで高いのが気位
3. 深いつもりで浅いのが知識
4. 浅いつもりで深いのが欲望(罪もそのたぐい)
5. 厚いつもりで薄いのが人情(愛)
6. 薄いつもりで厚いのが面の皮
7. 強いつもりで弱いのが根性
8. 弱いつもりで強いのが自我
9. 多いつもりで少ないのが分別
10. 少ないつもりで多いのが無駄

これ何処かのお土産やの湯飲みか何かにも書いてあったのを思い出した。
参考までに。

『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、
決して認めない。この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、
その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、
心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。
しかし、あなたがたの目は見ており、耳は聞いているから、
さいわいである。 聖書(マタイ13:14~16)

Thursday, May 04, 2006

覗いてほしくない

家内にこっぴどく叱られた。
「うちはいつ、誰が来るか判らないのだから、部屋のドアはいつも閉めてお
いてと言ったでしょ!」
うちの家内はこんなにボクに声を荒立ててヒステリックになる事は、だーれ
も知らないのだ。皆さん、家内は大人しく、従順だと誤解しているらしい。

日本から暫くぶりに来られた方がいきなりづかづかと自分が以前泊まってい
た部屋をご主人に見せたのだ。
そこはベッドメーキングも何もしてなくて、洗濯物が山となって置いてある
わ、洗濯物が干してあるわ(家内の下着)、そこから首をひょいと廻せば、
ボクたちの寝室が丸見え。そう、寝室のドアも開いていたのである。
イヤ~、これはボクも恥ずかしい。実に見事に散らかっているのである。

一言、私が以前泊まっていた部屋を主人に見せてもいいですか、と声をかけ
てくだされば、家内も急いで寝室のドアを閉めに行ったことだろうに。
ホンの一言がなかったために、ボクがえらく叱られる羽目になった。

うちは比較的自由にしてある。教会員の方は皆さんよく家事や後片付けを手
伝ってくれて、食べ物の残り物は冷蔵庫にしまってくれる、食器類、調味料、
なべ、釜など戸棚や引き出しに手際よく収納してくれる。
でも部屋までのぞきに来る人はいないのでいつも安心していた。子供は別で
興味津々であるが。

昔ある友人が、ぼやいていたことを思い出した。
「あいつは人の心の中にまで泥足で踏み込んでくる、実に怪しからん!!」と
それはそれはえらい剣幕であった。
部屋の中ならまだしも、心の中の事はよほど気をつけなければならないと自
戒した良い機会であった。

Tuesday, May 02, 2006

誕生日

何歳になっても誕生日を祝ってもらうのは嬉しい。
色々な方から色々な形でお祝いしていただいた。
覚えていただいている、気にかけられているという事は愛されているという
ことなんだな、と胸が熱くなる。

今日は家内と二人だけで祝った。
一寸張り込んでベニス海岸近くの粋なレストラン、ランチタイムに行った。
日本人のシェフだが客は殆どがアメリカ人。寿司バーもある。ウェイター、
ウェイトレスは全員アメリカ人。
インターナショナル的というか無国籍というかそんな雰囲気のレストランで
ランチボックスを頼んだ。

実は昨日も日本食レストランに招待されランチボックスをご馳走になった。
ここは純和風で、日本の味を堪能した。おかげで夜何も食べることが出来ず
そのまま、余韻を残して寝たくらい満腹感を感じ。

今日もランチボックス。その前に飲み物の注文を取りに来たので、ボクは
当然日本茶を注文した。日本食のランチボックスだからだ。
ところが持ってきたのは紅茶用のカップとティーポット、しかもレモンつき だ。
日本茶にレモンを入れて飲んだことが無いので試してみた。でもやっぱ り
梅とか、塩昆布なら合うが、どうもレモンはいまいちだった。

ボックスと思いきや、白磁の正方形の大皿の上に白磁陶器の入れ物に
入った サラダ、巻き寿司が3切れに変わったソースがかけてあったもの。
白身魚のたたきにこれもサラダドレッシングのようなのがかけてあるのと、
フィレミニョン・ステーキにメキシコ風グレービーと随分変わったボックス
だった。
しかし味はとてもよく、初めて味わったランチボックスだったが、これはい
けた、お勧めだ。レストランの名前と住所知りたかったら、お便り下さい。

こういうところではチップは普通20から25%くらいのチップは置かねばなら
ない。夜だと30%くらいのチップはおくのが普通らしい、息子から教わった。

いい誕生日だった。皆さんに感謝。  
あ・り・が・と・う。