Sunday, May 29, 2005

教会へ行こう!!

大学時代に(コロラド州の片田舎の小さなコミュニティー大学)一度クラスに遅刻してとうとう最期まで教室に入れて貰えなかった記憶がある。 

とても厳しい遅刻大嫌い、遅刻赦せない先生らしかった。

東京の友人が行っている教会でも、礼拝に遅刻すると会堂に入れて貰えなかった厳格な先生がいた。

大切な厳粛な礼拝に遅れてくるとはもってのほか、不謹慎だとバッサリ。

うちの教会は遅れてくる人の方が多いので、厳しくすると礼拝が成り立たない。

中には礼拝終わり頃に来る方もいらっしゃる。 

私の気持はどうだと思われますか?

私はとっても嬉しい!! 寝坊をしようが何かの事情で遅れたにしても、大歓迎である。

特にまだ信仰を持っておられない人が、そうまでして来て下さるとは何と素晴らしい事か。

俄然説教に力が入る。

聖書に朝早くに農園で働く労働者と雇用者とが1日1デナリで契約をする。

雇用者はまた別に昼頃来た労働者、夕方来た労働者にも同じ賃金の契約をする。

ところが朝早くから働いていた労働者が遅くに来た労働者と同じ賃金であるが故に雇用者に文句を言った。

しかしこの文句は通用しない。何故なら、本人は雇用者と満足すべき条件で契約したからだ。
 
これは天国に入る条件のことを言っている。 人生ギリギリでも神を信じる者は天国に入れられる。 

30年40年信仰生活をしようが、昨日信じた人と何ら変らない。

変るのは信仰している間に沢山神よりの恵みに与かれるかどうかだ。

とすれば礼拝に遅刻してでも来て下さる方にはハグをして歓迎したいのは当然ではないか。 

特にまだ神様を信じていない人には。

でも最初から礼拝に出ていると素晴らしい礼拝の体験が出来る事は間違いない。

一週の初めを「喜び」と「愛」と「力」をいただいて始められるのはナント幸いか。

教会へ行こう!!


安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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