Friday, September 26, 2008

なるほど、ザ・ワールド

「時間通りに礼拝始めたことがないよ。」今お借りしているフィリッピン系
の教会の役員さんが言われた。
「エーッ、信じられない!」
そういえば、15分過ぎても人はチラホラ、牧師も司会者も来ていない。
新幹線並みではないが、我々は一分も遅れる事はまずない。

時間を厳守すると言う観念は、お国柄によって違うものらしい。

近頃目にした読み物に、食事は時間にチャンと食べると健康に良いらしい。
忙しい現代人には、朝食など食べるか食べないか、車を運転しながら何かを
頬張るか、駅の立ち食いソバ、何とか健康ドリンクで済ませる。
ところが消化器系の権威ある大学教授の話によると、どんな胃腸病でも治る
3原則があるそうな。
①定時に食事をする、②良く噛んで食べる、③間食をしない、だそうな。
定時に食事をすることがそんなに大事なのか、科学的に何か証明があるのか。
その先生曰く、「長い歴史の教訓ですよ」の一言。
これは、天地宇宙が創造された宇宙の原則と秩序も、医学や食の基本に
なっているのだろう。

なるほど!

Wednesday, September 24, 2008

ダシ

外出するとき、必ず家内はボクに聞く、「ねぇ、何を着ていったらいい?」
普通は反対だろうが。
主人のワイシャツから、靴下、背広、ネクタイ、と奥さんがとやかく煩いが、
うちはずっと、家内が聞く。いつもボクは生返事だ。
そのうちなにか引っ張り出してきて、「これなんかどう? 合う?」
「ズボンでいいかしら、スカートはかなきゃ駄目?」
ボクが「それがいいよ」と言うまで決めかねている。

結婚したとき家内の料理のレパートリーはホンのわずかだった。
近頃は嫌に料理に凝ってか、色々と出るようになった。
試作品が多く、いつも「どう?」って聞かれる。
面倒くさいから、「まあ、いけるんじゃない」と言う。

しかし、家内の味噌汁だけはうまい。外のどんな高級な和食レストランの
味噌汁より、ずっとうまい。
別にこだわってやっている訳じゃないのだろうが、ダシは必ず雑魚を使う。
何と言っても料理はダシが勝負。
ラーメン店などダシの美味くないところは、損したような気がする。

料理上手はダシ上手。家内の味噌汁も年季が入ってきたのだろう。

人間の味わいも、経験と言うダシが上手く出ているからこそだ。

「主の恵みふかきことを味わい知れ、主に寄り頼む人はさいわいである。」
詩篇34:8

Friday, September 19, 2008

我が家と世界

「朝顔の花が6つ咲いたよッ」と嬉しそうに声を弾ませて、眠い目をこすり
ながら、起きだしてきたボクに家内の朝のご挨拶。
平和な朝のひと時の始まり。
毎日起きたてに水をコップに一杯飲み、そしてゆっくりとお茶を入れる。
毎日、日本茶を飲むのでいくらあってもすぐになくなる。
最近ある方からどっさりと山本山のティーバッグをいただいた。
ありがたい! これで当分いける。
2,3日前から抹茶を飲むようになった。テレビの影響だ。
日本のある地域では毎日抹茶を飲んでいる。健康にも良い。
それになんとなく優雅だ。
抹茶の前に甘い物と計算したが、見事家内に見破られ、計画は頓挫する。

祈りと聖書とメッセージの用意、週報つくり、月報作り、電話、読書、
Eメールにウエブサイト、買い物、集会準備、テキスト作り、休む間もなく、
しかし平和なときが流れる。至福の時と言わねばなるまい。

外の世界では、殺戮、偽証、欺き、裏切り、姦淫、盗み、倒産、政権交代、
辞任、更迭、事故、まあ、有りとあらゆる不幸な出来事に振り回されている。
世界はめまぐるしく動いている。
ブラウン管の向こうの出来事として何もしないで見ているだけなのか。
この年になって、もうそんな中に入って行きたくはない、平穏でおりたいと
言う気持ちは強い。

Monday, September 15, 2008

予測不可に備える

先週の木曜日は9・11を記念する行事がもたれていた。
戦時下にある訳でもないのに、多くの人が故意に、人殺しを目的に殺す。
天災などの事故も悲しいことだが、勝手な大義名分のために大量に殺戮
が繰り返されている。悲しいことだ。
そんなことを考えているときに、インドでの殺戮のニュースが入ってきた。
「ヒンズー原理主義者の武装集団が次々に教会を燃やし、クリスチャンを
襲い、教会やクリスチャンの家に火がつけられ、男性は縛られ、3歳以上の
女性は全員レイプされてから殺され、それを男性は目撃させられてから、
殺されている。人間が生きたままガソリンをかけられて火をつけられる。
体をバラバラに切断されたクリスチャンもいる。
その外にも若い修道女がレイプされたり、まだ年端も行かない男の子達の
首がはねられたりしている。」とこんなニュースが入ってきた。
日本でも個人的に日常行われている事件と似ている。

マハトマ・ガンジーの非暴力運動は多くの人々を動かし、インド独立にも
貢献した。
マザー・テレサの行為は多くの人々の心を動かし、平和とは、愛とは何かを
訴え、多くの人々が共感した。インドの人々はその様な偉大な人によって、
多くの学習をした筈だが。
インドは素晴らしい文化を持つ国だが、余りにも格差の激しい社会で、中々
改善されない。今や世界から経済的にも注目されているインド。
発展には目覚しい物があるのに。

9・11の日、誕生日を迎えた12歳になる女の子が「いやだな、こんな日に
生まれて」とポツリ。
そういえば、うちの家内の誕生日も真珠湾攻撃の日だ。
誕生日は選べない。
テロの攻撃や、サプライズアタックは予測できない。
世の中、予測出来ないこと、それも悪いことばかりが起こるようだ。

イエス・キリストがまた来られる、と聖書に書いてある。
いつ来られるか誰も知らない。
しかし来られると言うことだけは確かだ。
だから、その日のために今から備えておく事はできる。

Monday, September 08, 2008

麺類と間違う、イケメン

家内とあるビデオを見ていた。
「あの韓国の検事さん、イケメンだからな」と言うせりふがあった。
家内が「イケメン、てナニ?」
「ラーメンか何か?」とお聞きあそばした。真顔で!!
家内は決して冗談はおっしゃらない。
家内は私より8歳年下だけど、とても初心(うぶ)な方なのです。
結婚して36年、当初からそのうぶさは変わらない。
うぶと言えば聞こえは良いが、早く言えば、世間の事に疎(うと)いのです。

時々ビックリするようなことをおっしゃるので、こちらが面食らいます。
でも楽しいですよ、こんな方と一緒にいるのは。
驚きと時には新鮮さと???の連続で36年来ました。
丁度先月が結婚記念日でした。

Saturday, September 06, 2008

人とは違う

一国の首相がその職を去る際に、「私はあなたとは違うんです」と言う言葉
を入れたTシャツに人気があると言うことだが、「人とは違う」と言うこと
を言えるのは、かなり勇気のいることだと思い、感心している。
在職期間を通して最も気の効いた台詞を言ったのではないだろうか。
「右にならえ」「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言った個性のない、
集団志向に対して、強烈に自己表現をしていることに共感を覚える。
近頃よく言われている、「オンリーワン」の意思表示が人々の憧れと羨望
の入り混じった気持ちを自分も持ちたいとの現代若者気質に受けたのかも
しれない。

ボクはあなたとは違う、と言って孤立するのではなく、違いをお互いに受け
入れることが出来れば、世の中もっと豊かな人間関係が築けるのではないか。
違いを受け入れ合う心こそ、今の時代に大切なことだと思う。
でなければ、右にならうか、自己主張を通すか、あるいはうやむやな態度
のままで、何の個性もアイデンティティーもないまま、自分の居場所が
なくなってゆくのを待つかだ。

自己主張は困りものだが、自己表現は大いにやるべしと考えている。
福田さん、良い言葉を残してくれて、ありがとう
今後も国益のために、陰ながら尽力してください。
短い間でしたが、ご苦労様でした。

Tuesday, September 02, 2008

光陰ロケットの如し

早いなぁ、時の過ぎるのは。
今やボクの人生スピードメーターは音速の何倍だろうか。
子供の頃は、早く大人になりたい、と思ったものだ。
灰色の青春時代も時の過ぎるのが遅かったなぁ。
それが今や、宇宙に飛び出すロケットの早さだ。
40を過ぎた頃は、60まであと何年と数えたものだ。
60を過ぎるともう年を数えるのが面倒臭くなってきている。
でも80になったら、何か勲章を貰えそうな気がして、楽しみになってきて
いる事は否めない。

早く80にな~れ!