まだまだ負けてたまるか
昨日何年ぶりだろう、ピンポンをした。
息子との雪辱戦でした。正確には息子が私にチャレンジして来たので息子の
雪辱戦になります。
数年前に、そうまだ息子が高校生だったころ息子をコテンパンにやっつけた
ことがあった。ピンポンだけではない、バスケット・ボールもレスリングも、
50メートルダッシュも親父の勝利のまま終わっている。
息子は何年経っても悔しくてたまらないらしく、それを覚えていた。
ゴリラのように体格のよい息子には到底レスリングもバスケット・ボールも
敵わない事は息子がよくよく知っているので、私に対する憐れみの心は持っ
ているらしくチャレンジはしてこない。ましてやグレーシー柔術をやったあの
体格と業では殺されかねない。
さて、家のすぐ近くに娘のボーイフレンド一家が引っ越してきて、そこのガ
レージにピンポン台があるので、やろうじゃないかということになった次第。
息子、娘、ボーイフレンド、我が家に寄宿している日本からの青年、家内、
トーナメントをやったが、私は3試合やったらもうヘトヘト、息はぜーぜー、
汗はタラタラ、足はガクガク、もう駄目。そこで私はさっそくリタイヤー。
それでも息子には2勝ストレート勝ち、娘に1勝と、全勝だ。
結局全勝したのがボク一人で、やっぱりダディーには敵わないや、というこ
とになり、花を持たせてくれた。
それにしても体力がこんなにも落ちてしまって情けない。元気ばかりでは
やれないことが一杯出来てしまった。
今更体力を付けようが無いが、元気だけは失いたくはない。
ボクの人生で大病を3度やったが、それでも元気でいられるのは、なんと
感謝で幸いなことだろうか。現役でまだまだやれる。
イスラエル歴史に残るモーセという人、チャールトン・へストン主演の映画
エクソダス(出エジプト)という偉業をやってのけたのは彼の80才の時だ。
ボクはまだまだ青二才、よーし、まだまだやるぞ、やれるぞ、と痛い足をさ
すりながら、気持ちだけは元気に今朝、叫んでみた。
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