Saturday, January 05, 2008

一年の計、はや見直し

とある古いキリスト教雑誌を何気なく読んでいたら、当教会にも一度来て下
さった牧師先生の若い頃の記事が乗っていた。
神学生時代ろくに祈りもしなかったらしい。
ところが牧師になってみて、どうしても祈りの必要な事柄に出くわし、その
時から、一日3時間祈る決意をしたとあった。
ゲゲゲェー、と思わず声にはならない悲鳴のごとき叫びが出てしまった。
一日3時間も祈ったら、他のこと何も出来なくなるぅ~、とは俗世に這って
生きている者の言うこと。
しかし、3時間とは!! とため息が出る。
こちとらは1時間も祈れば、まるで鬼の首を取ったような、誇らしげな気持
ちになって、「どうだ」と言わんばかりに傲慢な気持ちになっているのに、
かの謙遜な先生は、それでも膝を折り、頭を畳にこすり付けて祈っておられ
たのだと思うと、厳粛さと厳しさとが入り混じって、なんとも形容しがたい、
自分の気おくれといい加減さが胸を締め付ける。

ちょっと、気を引き締めなければいかんぞ、これは。
もう一度、元旦の計を見直さなければと慌て始めた。

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