Saturday, July 01, 2006

共に働くとき

近頃あっさりした冷やしソバ等を好む様になってきた。
庭からもぎってくる新鮮なバジル、しその葉、ネギ、それに焼き海苔を冷や
したツユに入れてそばをすする。

食べながら面白い発見をした。
ネギだけ、バジルだけ、紫蘇だけを別々に個々に食べると苦くて食べられた
ものではないが、これを一緒に混ぜ合わせて食べると何とも言えない、口の
中がスカッと清冽で豊かな味わいが口一杯に広がる。
山の中のせせらぎに川床を作って、その上で食べたら最高だろうなぁ。

人の集まるところも同じような事が言える。
家庭でも、会社でも、教会でも、それぞれ違った者同士は個性が違うし、そ
の個性も充分に発揮されないが、一緒になって共に一つのプロジェクトなど
を協力してするとき、一人では醸し出すことのない素晴らしい作品が出来る。

個性は一人だと嫌味で強烈なものでも、一緒だと妙にその中に溶け込んで
実 に活き活きと生かされてくる。

「共に働くとき、益となって来る」(聖書の中に出てくる言葉)とは実に味わい
深い真理を、そばを食べながら学んだ夏のランチ時でした。

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