Tuesday, May 01, 2007

いにしえからあったこと

昨日のウエブサイトに次のような記事が掲載されていた。
「糖尿病などで足が壊死(えし)する「難治性潰瘍(かいよう)」で切断しか
治療法のない患者に、『マゴット(ハエ幼虫)セラピー』という治療法を行っ
たところ、9割の患者が足を切断せずにすむなど高い効果が認められている
ことが・・・・」、と言うものだ。
要するに、腐った皮膚にウジ虫で皮膚を食べさせ、皮膚を綺麗にする療法。
日本ではごくごく最近になってこの療法を取り入れたということ。

1096年から始まった十字軍がエルサレム奪還遠征にイスラエルに来た時の
建造物遺跡がいま発掘されている。
3月のイスラエル旅行でその一部を見学させていただいた時、その建物の中
には舞踏室(ボールルーム)や病院まであった。
その病院のところでガイドのスティーブン栄子さんの話によると、当時負傷
して腐敗し始めた傷口にウジ虫で治療したと説明があって、「へぇ~、人って
物凄いことを考えるものだなぁ」と感心したものだった。
900年も前からそんな治療法が西欧ではあったのだ。

「温故知新」、古きをたずねて、新しきを知る。
昔(いにしえ)の人の知恵は進歩している。
昔からこの療法あったのだ。

「日の下には新しいものはない。
『見よ、これは新しいものだ』と、言われるものがあるか、
それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。」
聖書、 伝道の書 1章9,10節


ところで、夕べの集会後、サプライズの誕生日を祝っていただいた。
この年になっても嬉しいね。
もう一つのサプライズは、20年来信仰を持ち続けてきたが、なぜか洗礼を
拒んでいた姉妹が、突然だけどこの日曜日に洗礼を受けたいと言われ、二重
の喜びだった。
この日曜日が待ち遠しい。

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