Wednesday, December 13, 2006

豊作から考える

大根を大量にいただいた。無農薬の大根、味を楽しみにしている。
どうやって食べたら一番美味しいのだろうか、今から楽しみ。
それにしても一家では到底食べきれない量だから明日は近所におすそ分け。

今日日本から帰ってきた姉妹が、日本でも野菜が豊作の年だとか。
豊作は結構だけど、収穫が多すぎて、捨ててしまうらしい。でないと野菜の
値段が暴落するかららしい。
もったいない話だ。ボク等の世代になると「勿体無い」と言う言葉が自然に
出てくる。外国の誰かが言ったからと言って、「もったいない」と言う言葉
が流行する等、日本は本当に平和になったのだなぁとつくづく思う。

賞味期限の切れた食品も捨てられるらしい。
コンビニで捨てられる弁当などをいただきに来る人達がいるため、ゴミ箱に
は錠前がしてあるとか。
勿論、病気にでもなったら大変な事になると言う気持ちはわかるけど・・・、
その日の食べ物にも困っている人が沢山いるんだな。

食べ物の捨てられる国って、一体どれくらいあると思う?
世界の5分の4の国の人達は食べ物に困っている国だそうだ。
それに餓死している人は世界で一日に何人いると思う?
ちょっと古い統計だけど、1分間に28人だそうだ。
1時間で1680人、24時間で40,320人だ。

腐ったものならいざ知らず、まだまだ食べられるものを惜しげもなくサッサ
と捨てるのだけは止めて欲しいと思うのだけど・・・。
豚のエサ等になると言う話を聞いた事がある。豚や鶏や牛などのエサとして
若し使えるのなら、発展途上国の飢えの問題は少しは解消できる。
何故なら彼らが作ったもの輸出せずに、彼らが食べられるからだ。

食べ物を捨てる前にちょっと考えてみたいな、この問題。

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