貧乏撲滅についての本
ボクは本屋に行ってほんの5分ほどで出てくるが、必ずその5分間でサッと
2,3冊は買ってくる。内容は余り見ないし、特定の本を目当てに買いに行く
訳ではないから殆どが衝動買いである。買った本のうち殆どが読んでいない。
買った上に読まされてたまるか、と我が恩師がのたもうた教えを守っている。
しかし、10月に日本に行った時は珍しく、ある本を目当てに書店に入った。
それも5軒も大きなところに行ったが、何処にもなかった。
間に合わなかったので、ロサンゼルスに帰って来てからオーダーした。
それだけ夢中にさせた本とは、サテ、一体どんな本かというと、2006年
ノーベル平和賞を授与したバングラディッシュ人の銀行家ムハメド・ユヌス
氏の自伝である。
車内広告で見たのか、新聞でか判らないが妙に心に残って探し回った次第。
イヤー、実に感動的な本である。
2004年にバングラディッシュに行って、貧しいところばかり見て廻った
ので、本に書かれてある事が実によくわかった。
世の中には凄い人がいるものだと感心した。
彼はアメリカの大学を出た博士号を持っている経済学の教授だったのが、
バングラディッシュ(世界で一番貧しい国)から貧乏を撲滅するために特殊
な銀行を立ち上げるのだ。今までの銀行と言う常識を打ち破った、貧乏人の
ための銀行である。
その銀行家がノーベル平和賞だから、本の内容に興味を引かれるに違いない。
ぜひお読み下さい。
生涯に良書を一冊、良師を一人持つと良いといわれている。
最高の良書は“聖書”であります。
聖書には神の言葉が書かれています。
「あなた(神)の御言葉はわが足のともし火、
わが道の光です。」 詩篇119篇105節
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