Saturday, September 30, 2006

理屈なしに

日本行きがだんだんと迫って来ている。
今回は沖縄から青森までと広範囲にわたって行きます。
日本国内だけでも、空の旅,船の旅、汽車の旅と変化に飛んでいる。
天候に左右されて目的地に行けないところが、或いは帰って来れない所が
あるのではないかと心配している。

もっと心配なのは、保育園児との時間が30分ほどあることだ。
もうパニック状態に近い状態になっている。
一度幼稚園児にいきなり、話してくれと頼まれて5分ほどやったが、もう
限界だった。あの経験が頭に焼き付いている。

今日、近くにある保育園に見学に行ってきた。金曜日はチャペル・タイムが
あるので、知り合いの先生が来なさいと言って下さった。
驚いた事に先生方が9人おられたが、一人の東洋人の先生を除いて50代
60代のご婦人ばかりであった。その代わり皆ベテランのクリスチャン先生。
子供達の扱いもやはり若い先生とは違うのかよく言う事を聞く。

主任の先生が歌をリードし、聖書の話を本を使いながら興味深く話された。
思ったほどガヤガヤせず、殆どの園児が話に集中していた。
日本でこんなに旨く行くだろうかとの心配はある。何しろ日本の先生方は
みなさん若いと聞いている。

話は違うがアメリカの航空会社の女性乗務員はお年を召したベテランの方が
多い。それだけ大切な仕事なのだろう。客の言いなりには絶対ならない。
客に命令している場面を見る事がある。それだけ権威を持ってやっているの
だろう。貫禄があって頼もしい。

保育園や幼稚園の先生方も大切な真っ白な心を持った子供達にはベテランの
先生が必要なのかも知れない。ただ子供達が楽しく過ごすだけでは駄目なの
だ。子供達も先生を尊敬し畏れ、先生方も厳しい中で愛と威厳を持って教え
なければならない。

保育園でも、幼稚園でも理屈なしに「駄目なものは駄目」と権威を持って
言える人が求められている時代でもある。

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