Tuesday, September 26, 2006

「嘘をついてはならない」

「豚マン食べたぁ~?」と家内の疑わしそうな声がキッチン一杯に響く。
昨日病院からの帰りに近くでとても評判の中華料理店の豚マンを8つ買って
帰ったものだ。
聞こえないフリをしたが、再度聞かれたので、「う・う・ん」と否定語に聞
こえる返事をする。
明らかに嘘なのだ。実は夕べ余りお腹が減ったので、夜中の12時ごろそっ
と食べた。家内からは常日頃9時過ぎには何も食べないようにと言われてい
る。それについ先々週から糖尿の薬を飲み始めたばかりだから、食べものに
は気をつけなければならないのだ。

嘘をつくのは、どんな小さな嘘も苦しい。ボクの嘘によって誰かが疑われる
のだ。家内もボクも食べていないとしたら、あとは一人しかいないから、
明らかに家内はその一人を疑うだろう。大きな罪を犯してしまった。
家内の機嫌のよい時に告白しよう。

聖書にも「偽証してはならない」とある。大きな嘘も小さな嘘も神様の前
では皆同じことだ。
つい最近も家内と偽証の事について話し合ったばかりだ。
ある人が法廷で明らかに真実ではない事をあたかも真実のように言ったと
いう事を聞いたばかりだ。その人は神を信じている人、だから神の前で偽
証罪に問われる。人は誤魔化せても神は全てをご存知である。
その人には平安がないだろうな、と察する。

やはりすぐに家内には正直に豚マンを食べた事を白状しよう。
ギャンギャン言われた挙句、呆れられるだろうなぁ。

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