Monday, April 24, 2006

順番

アメリカにいて気分が良いのは、順番に対してみんながとても規律正しい姿
勢を持っていること。公共道徳というのがとてもうるさいところとも言える。
今日も病院の受付に行ったら受付係りが二人とも電話の応対で忙しく、ボク
は暫くウロウロして待っていた。一人の手が開いたときにはもう何人か待っ
ていたが、「次の方は?」と言った時丁度その目の前に居た女性の方がボク
のほうを指差して、あの方です、という合図をした。
こんなことはしょっちゅうのことだ。割り込みを極度に嫌う国民なのだろう。
公共道徳は守るという秩序が徹底している。気持ちがいい。
割り込みを平気でされると、何だか嫌にドキドキしたり、腹が立ったり、人を
押しのけようとしたり、険悪だ。

せめてロープを張ったり、番号札を取ったりするくらいの、配慮があっても
良いと思える場所や国がある。でないと一発触発の雰囲気に、弱い者は
いつも押しのけられる。

アメリカでのことだが、マーケットのレジの前で割り込みをした人に腹を立
て拳銃をぶっ放したという話が新聞に出ていた。

公共の場所でのマナーはいちいちマイクで知らせなくても、或いは標語にし
てあちこちに張らなくても、守れるようになってほしいものだ。
最高学府を出たエリート人間、きちっと背広を着込んだいい大人が、マナー
を守れないのをみるのは情けないではないか。

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