Tuesday, April 18, 2006

養殖人間

我が家で家庭集会をよくする。
夕べのこと、日本庭園の話から、梅の話になり、梅を見ながら鮎の塩焼きを
食べた話が出た。
「エッ! 梅って2月ごろじゃないの?」
「そう、まだ寒いときだったわ」
「でも鮎って、6月が解禁でしょう?」
「エッ? そうなの?」
「それって養殖だよ、きっと。」
「いや冷凍にしたものじゃない?」
という話になり、養殖と自然の鮎の違いに話が及んだ。

「自然の鮎は目が鋭くて精悍な感じがするわ。」
「それに口や体に傷があるんじゃない?」
「身も引き締まってて美味しいはずよ。」
「それに引き換え、養殖ものは何処かポッテリしていて身がふくよかだ
けど、どこか平和ボケしたような顔や体つきしてるわよね。」
「味も淡白だし」 ということになった。
と、すかさず家内の声、「それダディーよ」、で一同爆笑。
とうとうボクは養殖人間にされてしまった。
女性群にかかったら何を言われるかたまったものではない。

日曜礼拝のビデオをもう一度見ながら、真剣にイースターが自分にとって
どういうことなのかを分かち合い、恵みに浸っていた雰囲気から、一変して
養殖の話になった訳だが、勿論集会後の楽しい交わりのときだったから、
こんな発言も赦されて良いんじゃないか。
牧師はコケにされて面目まるつぶれだけれど・・・。

・・・“まっ、いいか。”

       「見よ、兄弟が和合して共におるのは、
              いかに麗しく楽しいことであろう。」
                                  聖書(詩篇133:1)

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