Sunday, April 24, 2005

妖怪

米子駅で乗り換えに30分ほど時間があった。

米子は「ねずみ男」の駅らしい。 列車は一両編成のワンマンカーJR列車、車両の外側と内側一杯に「鬼太郎」と「妖怪」の絵が書いてある。 「鬼太郎」列車乗車記念に写真を一枚どうぞ、の看板が駅の構内にある。
 
日本には沖縄から北海道まで81もの妖怪がいるらしい。 何処そこの県にはどういう妖怪がいる、と看板に書いてある。 この列車妖怪が運転するんじゃ何処へ連れて行かれるかたまったもんじゃない。
 
今のうちに行き先替えようかと思ったが、すでに友人が宿を取ってくれているから仕方ない、気持悪いが乗る。 ところがこの列車のドアー自動式ではない。 自分でボタンを押して開けるのだ。 

列車が駅に入ってきても田舎者のボクはドアーがあくまでじっとドアーの前で開くのを待つのだ。 そういえば2年位前にそんな列車に乗った記憶があるナ。 

仙台でやはりチョット時間があったから松島まで行った時のことを思い出した、その時の列車と同じだ。
終点まで30分、駅の数が15、全て無人駅。 

のんびりした所よ。 いいねぇ〜。

ワクワクするねぇ。 こういう時間が一年に一度くらいあっても良い。 いのちの洗濯だ。でも妖怪と一諸じゃねぇ〜。「何かようかい?」って今にも声をかけられそうだ。

でも乗客は皆さん妖怪の仲間らしく、涼しい顔して乗っていた。 


安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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