Thursday, April 21, 2005

イレズミ牧師と銭湯

大阪のある教会に奉仕させていただいた。

牧師はもと自由業の方、もっと平たく言えば「ヤクザ稼業」で、背中には100万円もした凄く立派なイレズミがある。1年がかりで彫ったそうだ。普通より深く彫ったので、色が何年経っても褪せて来ない。

一緒に銭湯に行った。近頃の町の銭湯は数こそ減っているが、色々と趣向が凝らしてある。サウナにもスティームとドライのものがある。ビリビリと電気の来る風呂あり、薬湯風呂、打たれ湯、バブル風呂、露天風呂、水風呂、とまぁサービス満点だ。それで300円は安い。

驚いた事に、大体は刺青のある人は銭湯には入れないことになっているし、温泉や娯楽センターなどではその様な張り紙がしてある。しかし彼は堂々と入ったのだ。で聞いてみた。 確かに温泉や娯楽センターでは入れないが、町の銭湯では大丈夫とのこと。

お陰で何年ぶりだろうか銭湯に入り、身体もすっきり、疲れも取れて気持が良い。時差ぼけもすっかり癒され、ゆっくりと眠る事が出来た。

何よりも物騒なイレズミした牧師と一緒に入れたのが嬉しい。

安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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