Sunday, April 03, 2005

息子よ、早く出てゆけ!!

去年の2月頃だろうか、下の息子が暫くの間、家に住まわせてくれと来た。金がないらしく、アパート代が払えなくなったのだ。音楽方面に進みたいらしく、昼間は大概寝ており、夜になるとモソモソと起き出して来て曲を作る作業をやりだす。初めは3ヶ月という約束だったのが、1年経ってしまった。とうとう家賃を只にするわけには行かないので、部屋代くらい払いなさい、ただ飯も食っているのだから、と通告を出した。何しろ若い男は部屋を散らかし、臭いがくさい。ボクとしては早く出て行って欲しいのだ。しかし家内はボクと違い、一日でも長く息子にいてもらいたいらしい。

しかしやっと決心したらしく、月末には出るからと3週間前に宣言、今日やっと引越しをしてくれた。

驚いた事にその手際の良さ、アレヨアレヨと言う間に、沢山の機械やデスクまで一人できれいに片付け、その上バキュームまでかけてくれ、部屋の空気も入れ替え、直ぐにでも誰でも泊まれる状態にして出て行った。イヤー、お見事!!

なかなかやるじゃねーか、息子も。成長したものだと、頼もしくさえ思った。

これからは家賃も払って生活しなければならない。頑張れ息子!!


安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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