グッド・フライデ−
今日は金曜日、欧米ではグッド・フライデ−と呼んでいる。
13日の金曜は不吉な日とされている。これはキリストが十字架に掛かって無残に殺されたのが13日の金曜とされている所以だ。
ところが世界中のキリスト教会ではこの金曜を偲びかつ祝っている。十字架の死を祝うのは変な話だが、キリスト教の中心はこの十字架にあるということからだ。
人はみな罪人、原罪(神に背を向ける)というものを背負っている。誰もこの世に正しい人はいない。正しいと世間で思われている人さえ、完全な正しさはその人にない。必ず醜いもの(例えば自我)を持って生きている。ただ世間の人は外面だけをみてその人の内面を知らないだけだ。
イエス・キリストは全人類、時代を超え、地域性を越え、歴史を超えて、人々の身代わりとなって十字架で死んで下さった、その事によって人々の罪が赦されたのだ。
しかも、3日目に甦って下さった(イースター)。その事により私達も永遠の命を得る事を保証してくださった。ここに救いがあり、力があり、希望があるのだ。
だからイースター(キリストが甦られたのは日曜の朝とされている)の3日前の金曜日がGood Fridayと呼ばれる所以である。
安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)
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