Sunday, May 06, 2007

歴史的出会い

昨日の結婚式でもう一つ感激したこと。
レセプションの席の隣に一人のアメリカ人(?)がいた。
お互い自己紹介した。彼の名前はA.B。という。イタリヤ系の名前 と思ったが
イランから来たと言う。
「エ~!? 我輩はこの3月イスラエルでイランから亡命してきたユダヤ人を知
っている」と言ったら、「我輩もユダヤ人である」と仰る。
「エッエッ、エ~!!!???」と2度の驚き。
「ほんなら、貴公は純粋のユダヤ人であるな」
「その通り!!」
「さすれば、何であるな、もしかしたら、ダニエルの子孫か?」
「或いは」

イヤ~、すごい人の隣に座ったと猛烈に感動した。
そして延々と話が続く。
今から約2560年位前にユダ王国がバビロン帝国によって滅ぼされ、強制連
行されたイスラエル人の中に、貴族の子弟や優秀な若者が大勢いた。
時のバビロニアのネブカデネザル王は、官吏となるためにそれら優秀な若者
を訓練するのであります。
イスラエル人は70年間ペルシャ帝国のクロス王にバビロン帝国が滅ぼされ
る迄、バビロンに囚われの身となる。

お隣りのユダヤ人はその子孫。そのような国にいるユダヤ人は特に結束が固
く、ユダヤ人コミュニティーがありそこでユダヤ人の子供たちはトーラーを
勉強する。ロスにある日本人学校のようなもの。
彼は現地校(イランの学校)にも通い、週末はヘブル語とトーラーを学ぶ。
「トーラーはモーセ五書を指すものといわれているが、広義には旧約聖書全
体さらにはミシュナなども含めたユダヤ教の文献全体を指して用いられてい
る。」(新聖書辞典より)

彼もやはりユダヤ人の女性と結婚しているので、このようにしてユダヤ人の
純粋性を守って行くのだ。
彼の話によるとイランにはまだ25,000人位のユダヤ人が残っているとか。
預言されていた通り、イスラエルの国は紀元70年にローマ軍によって破壊
され、約100万人が殺され、生き残った人々は世界中に離散、流浪の民とな
る。
ところがイスラエルの歴史はそれで終わってしまったのではない。
不思議なことに聖書は、神が世界各地からイスラエルの民をもう一度、昔、
祖国であったパレスチナに連れ戻し国を建てることを予告した。
1948年国家再建がなった。
そして世界中に離散しているユダヤ人を「終わりの時」に集めると言う預言
もなされている。(エゼキエル36:24、イザヤ11:11,12)
1930年辺りからだんだんとイスラエルに戻ってゆく人達が増えている。
聖書の預言通りになっている。

一度消滅した国が再建され、ヘブル語自身もなくなり、それが回復してまた
ユダヤ人は話し始めている。すごい国民である。
これらのことは後ほどまた機会があったら、ブログに乗せたいと思っている。

結婚式も良かった。
ボスターニ氏に出会ったことも感激であった。
満足の一日であった。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home