Monday, September 11, 2006

汝、殺すなかれ

今日はアメリカ全土が喪に服す日だ。
信じられないような事がニューヨークのマンハッタンで起こった。数千人の
人がほんの数人の人たちによって一瞬のうちに殺された。
戦時下ではないのに・・・

国が憎い、人が憎い、この憎しみを正当化するのに、どんな理由があっても
罪のない人々を殺しても良いという理由にはならない。
聖戦というのか!! とんでもない!! 
どんな宗教でも宗教のために人を無闇に殺すことは奨励していない。
宗教を利用しているだけだ。

宗教に熱心な事はよいことだ。しかし熱心と熱狂とは大いに違う。
熱狂とはまさに「狂う」ほどに意識も理性も何処かに吹き飛んでいる狂信的
状態だ。

「あなたは殺してはいけない」と言う言葉は旧約聖書を信じている人なら
誰でも知っているモーセの律法だ(出エジプト記20章13節)。
「十戒」の第6番目にある。

これを正当化、正義化する言葉は聖書のどこにもないし、神の意図ではない。
人は人を殺してはいけないのだ。殺すことは人間のエゴが偏狂化されたもの
に過ぎないからだ。

「あなたは殺してはいけない」を世界中の人々の合言葉として子供達、孫達
に語り継いで行くのは大人の責任ではないか。

ご遺族の方々のために創造主なる神の深い慰めがありますように。

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