Saturday, September 02, 2006

有り難きを想う

アメリカの住居は日本に比べて贅沢にできている。
スケールの大小はともかくとして、前庭、裏庭、があり芝生が青々と敷かれ
ている。キッチンの一部に家族で食事が出来るテーブル、客用のダイニング
ルーム、そして極めつけがリビング・ルームの暖炉だ。
これは余程の邸宅で無い限り日本では見られない。

我が家の裏庭で時々、BBQをする。大概は教会関係の人たちと一緒にする。
テーブルがあって、テーブルの中央に穴が開いていて、そこから大きな日傘
をさす。今朝は一人ゆっくりと遅めの朝食を庭で摂った。贅沢な気分を味わ
えるひと時である。真っ青なカリフォルニアの空、海からのそよ風、鳥やリス
が庭に来る、ナントのどかで平和なのだろう。
冬には部屋を暗くして暖炉の前で、寝そべる。
日本から来た人達は、こんな些細な経験を大喜びしてくださる。
いま生かされている幸せを喜ぶ。

こんな平和なひと時を味わえる事を身に沁みて感謝しなければならない。
飢餓で苦しんでいる人たちのためにドーネーションだけで済ませることには
気が引けてくる。
戦いで家を失って住む所さえままならない人達が大勢いるというのに、贅沢
を満喫している。何だか身がちじこまる。

今あるわが身の有り難さをもっと感謝しなければ。

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