Wednesday, August 23, 2006

苦しみの味

阪神がまた負けた。去年の下柳投手の成績は15勝3敗だったのに、今年は
すでに9勝10敗で黒星が先行している。
投手コーチも岡田監督も口をそろえて、「本塁打を打たれたのは、ボールが
みんな高めに行っている、もっと低目を突かないと」。と言う。
そんな事は投手本人が一番良く分っているはずだ。分っているはずなのに、
それが出来ない。出来ないのに、こうしろと言われると一番苦しい。
彼らプロの選手は何千マン、何億と金を貰っている。それなりの成果を挙げ
ないと査定に響いてくる。厳しい世界だ、なのに出来ない時がある。
焦るだろうなぁ、こんなとき(人事の様に思っている)。

ボクだって今はもうプロの範囲内に入っている仕事をさせていただいている
説教の準備が出来ないで苦しむときがしょっちゅうある。
例え出来てもいつも物足りなさを感じる。これで良いのだろうかと苦しい。
野球だと成果がハッキリと出て来る。
しかし、我々の説教には成果が出ない。自分で「よく出来た」なんて思う
説教など碌なものがない。人が褒めてくれた説教も、その人には良かったか
もしれないが、他の人には受け容れられないものがある。

誰かがいみじくも言った、「プロは苦しむもの、素人は楽しむもの。」
名言かな?

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