Thursday, July 20, 2006

蟻の情報伝達

蟻の嗅覚は恐ろしい。
今朝コンピューターのあたりに蟻んこが群がっていた。
スワッ、何事!! と指で殺しまくった。
ナントすばやいこと、あんなに早くに走り回るのだろうか。
一体どこからやって来たのだ。ここはボクだけの部屋で蟻が来れるような
ところではないのに。
それに何に群がっているのか、何を求めてきたのか、暫く判らなかったが、
やっと原因がわかった。
昨夜、実はこっそりとトウモロコシの茹でたのを食べその残骸がゴミ箱に
残っていたのだ。
一晩にして蟻は臭いを嗅ぎつけゴミ箱一杯に群がっていた。

蟻の世界には偵察隊のようなものがいて、しょっちゅうパトロールしている。
獲物を見つけるや否や、仲間に逐次知らせる。
その情報交換伝達のすばやいこと、人間社会以上だ。

人間は色々な文明の利器を持っているが、蟻にはかなわない。
幾ら情報があっても、それを伝える者がいないと何にもならない。
伝えるという意志は、蟻は本能的にもっているが、人間は教わったり訓練さ
れなければ出来ない動物なのだ。
情報が情報にならないのである。

良きものはどんどんと伝えよう。自分ひとりのものにするな。

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