Monday, January 23, 2006

平和を作り出す言葉

12月牛肉輸入解禁となった日本で、先日成田空港にてBSE問題で禁止されているはずの脊柱部位が混入していたことが発覚。すぐに全面的輸入禁止措置を日本政府が取った。

それに対して米国の農務長官が全面的に自分たちの非を認め、「ごめんなさい」と謝ったニュースを見た。

輸入禁止措置は残念だったが、なんだか爽やかな感じがした。一国の長官が非を認め謝罪することはなかなか難しいこと、それをすることがどんなに勇気の要ることか想像に難くない。

外交問題ではなかなか本音で話し合うことはない様に見えるが、非道な事をしていても謝罪一つないのも、我々庶民にとって理解しがたいことだ。

「ごめんなさい」と一言謝ることによって、どれだけ多くの難問題が解決できることだろうか計り知れない。もっとも、会社の役員や、医者、警察がしょっちゅう頭を下げているのも問題だが。

「ごめんなさい」の一言は平和を作り出す言葉だ、と40年前渡米する時に伯父に教えられた言葉である。
それに「Thank you」「Excuse me」は必ず言えとも教えられた。

平和を作り出すというのは何も大仰なことではないのだ。

ほんの一言で人々との関係も良くなり、いがみ合いもあるいは無くなるのではないか。

でも、これがなかなか言えないで、人々はギクシャクしている。

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