Saturday, October 22, 2005

心から感謝

アメリカに宣教師としてこられたが病に倒れ(多発性硬化症と言う難病)、志し半ばにして日本に帰らなければならないご一家が昨日帰国された。

一家の柱であるご主人が倒れ、奥様や子供達のご苦労は大変なものだったと思われるが、絶対的な方(創造主なる神)に養われ、毅然とした生活態度を通してこられたお姿に頭が下がる思いだ。

遣わされた教会で子供達のためにサマー・キャンプを始められたが、その後の事は疎遠になっててすっかり忘れておられたのが、今回先生ご一家が日本にお帰りになる事を聞いた方が12年ぶりに尋ねてこられた。

その方は先生がその教会に遣わされた時の初穂(最初に洗礼を受けられた方)。

ナント今はその方が責任者となってそのサマーキャンプを毎年やり続けておられるとの事。

宣教師としてこられ、途中で病にかかり、何一つ成果を残す事が出来なかったと思われていたものが、すっかり忘れていたその中で確実に育てられてきたのは人の業ではない。

人間の目と神の目は明らかに違う事を見せられた。 人は種を蒔き、神が育てて下さるという典型的な例だ。 

この12年間多くの子供達がサマーキャンプに参加し、大自然の中で造り主に出会ったことだろう。 

その時まだ幼かった子が、今はそのキャンプの中心になって働いているとのことだ。

神の働きの中で何一つ無駄なものはない。

豊かな実がふさふさと実った。実に感動を覚える話だ。

このことのために先生達はこの地に遣わされた事を確信する。

人間の評価ほど不確かなものはない。

私達は常に確かなものに目を向けて行きたい。

今日、無事に日本にお着きになったと言う知らせが届いた。

ホッとしたひと時だった。

普段寝たきりの病人には非常に辛い、長い飛行機での旅が、無事に守られた事を神様に心から感謝する。

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