Tuesday, October 18, 2005

アメリカ合衆国はカリフォルニア州ロサンゼルスの話

カリフォルニアでは州政府政策により教育費削減で子供達の将来と家庭が心配される。

教会員の子弟で学校教師になっている者も少なくない。 

かく言う私の娘も教師をやっていた時期があった。

昨日も聞いた話だが、LA(ロサンゼルス)のある地区では教材費やプリント代など教師が立て替え自費で賄わなければならない事も度々あるそうだ。 

教師がしょっちゅう変る。

長続きしない。 

子供達もそれに慣れてしまって、教師が辞めても別に感傷的にはならないそうだ。

ある時、虫歯予防週間で教会員の娘さん、夜を徹して歯の模型を作成、歯の正しい磨き方を3年生に教えた所、歯を磨いた事のない子供が何人かいた。 歯ブラシなんか使った事がない。 

これには驚き、あまりにもの貧困さと無教育にただただ唖然。

見かねてその子供達に歯ブラシと歯磨きチューブを買ってあげた。

翌朝、一人の少女が先生の姿を見つけると猛烈な勢いで駆けてきた。 

口を一杯に開けて、『歯を磨いたよ』って見せた。 

その話を聞いた教師の母は思わず泣いてしまった、と話してくれた。

これアメリカ合衆国はカリフォルニア州ロサンゼルスの話。

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