断食と私
断食祈祷院から帰って来た兄弟が訊ねて来られた。
青い顔をしているかと思いきや、血色もよく元気な様子、今日はジムにも行って来たそうな。
今日で断食10日目。
一昨年ホームステイした、あの時は高校生、今は大学生の女の子が今日日本から来てくれた。お土産に大好物の最中と餡子のたっぷり入った三笠を持ってきてくれた。
ハテサテ、最中を食いたいがこの断食の兄弟を目の前にしてどうしたものかと思案顔を見事に悟られ、「どうぞ、どうぞ、召し上がってください。私は全然欲しいと思いません。
断食がとても今心地よいのです。
かえって、こんな甘いものを食べたがる人を可哀相に思います。
私には断食が何よりのご馳走です。」参りましたね、この言葉には。
家内には最中は1日一つだけと念を押されているので、「それでは、折角だからいただきます。」とか何とか言って、もう口に入れてしまっている。
これじゃ、どちらが牧師かわからない。
ボクには節制というものがないのかしら、時々首を傾げたくなる時がある。
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