Sunday, May 04, 2008

おお~波

朝早くに近くの海に行った。家から海まではドライブして7分だった。
洗礼式を海でするのは初めての経験で、チョット心配だった。
賛美をし、祈り、さぁ、いよいよ海に入る。

波が嫌に高い。
受洗者の姉妹は小柄だ。
二人が白いガウンを着て、海岸を背に海に向かって入って行く姿はまるで、
決死の入水覚悟の姿に一瞬思えた。
何しろ高い波が目の前に、ぐぁ~んと押し寄せてくるのは恐怖だ。
姉妹の顔も歪んで見えた。

なかなか、姉妹を水下に沈めるチャンスがない。
思い切って、エイッとばかり沈める。
と、波がどわ~っと来た。
二人の足がすくわれる。
二人は波に呑まれて、どてっと倒れる。波が体を覆って行く。
ぶざまな格好だ。
起き上がろうとするが、ナント左足が引き攣った。
親指が砂に呑まれこんで、爪が裂かれたような激痛が襲う。
なかなか起き上がれない。姉妹はボクの下敷きになってもがいている。

初めての海での洗礼式を姉妹は何か美しいものを想像していたに違いないし、
ボクだって朝日が昇り、水面を照り輝かしている中、厳かに洗礼式が執り
行われる。とまぁ、こんな所を想像していた。

聞くところによると、礼拝の後、子供たちが、そのビデオを見て、ゲラゲラ
笑っていたそうだ。
なんともお恥ずかしい次第。
まぁ、格好良くはいかなかったが、それでも記念の洗礼式は終了した。
新しい命の誕生の瞬間は、どんな不様な格好をしていたとしても、神の目か
らは神聖なものだ。

主よ感謝します。ハレルヤ!

「まことに、まことに、あなたに告げます。
人は、水と御霊によって生まれなければ、
神の国にはいることができません。」ヨハネ3:5

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