Saturday, June 02, 2007

続、卒業式

卒業式は何度見ても感動し、胸が熱くなるものだ。特に、エルガーの行進曲
で大勢の卒業生たちが入場する時、胸が高鳴る。
ガウンを着た晴れやかな入場者に、会衆席からは口笛、奇声、気炎の上が
る 声、声、声、で音楽が消えるほど。
教授や講師達が二列に並びその中を堂々の行進。
国歌の斉唱、国旗への誓い。日本では近頃あまり見かけられない光景だ。
メインスピーカーは俳優でコメディアン。多分この学校の卒業生だろう。
最初から最後まで笑わす。のりに乗ってずいぶんと時間をオーバーするほど
話す。商売といえば商売、さすが長く話しても人を飽きさせない話術。
プロに徹している。
驚いたことに彼は博士号を持った人だけがきるがウンを着ていた。
ところが話の途中で、実はこの卒業式のために借りたものだと白状。そんな
所がアメリカらしい。あまりこだわらないところが良い。
ジョークばかりの中にも「国を愛する」という言葉がふんだんに口を突いて
出てくる。
人を愛し、国を愛する、大切なことだ。
出来れば、他の国の人も、他国をも愛して行きたい。

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