Wednesday, December 12, 2007

娘の結婚

娘の結婚式当日、オヤジはおかしな程落ち着いていた。
式場に行くと早速何人かの人達から、「緊張しているか?」と聞かれる。
式の後では、「泣いたか?」と一体何人から聞かれたことか。
別に緊張もしないし、泣き出すこともなかった、本当に。
それと言うのも、娘が余りにも嬉しそうで、もう体一杯の喜びをどうしたら
よいか分からないような、そんな状態だから、悲しみなんてこれっぽっちも
出てきやしない。
喜びの表現は愛犬JJと全く同じだよ。喜びをそのまま出すとこなど、とても
良いと思う。
日本的なウエットな所が全くない、両親に花束贈呈もないし、手紙を読んだ
りしないし、始終陽気で晴れやかな式だったので、みんなも喜んで下さった
ようだ。
レセプションでは花嫁と花婿が最初のダンスをする。
そしてオヤジと娘のダンスと続く。ダンスは苦手だが、やはりそこはアメリカ。
相手の家族はみんな白人だし、え~い、ままよ、ととにかくリズムに合わせる。

結婚式はこれが良い。喜びのときなのだから。
イエス様も結婚式を祝福された。

今日、二人はオレゴンへ発って行ってしまった。
トラックに荷物一杯積んで。
息子が娘の車を運転して、あろうことかボクを一人置いて母親も一緒に行って
しまった。ボク一人がポツンと家に残された。
急に寂しくなった。
でも泣かないぞ、泣いてたまるか!!

1 Comments:

At 10:45 AM, Blogger バレエママ said...

娘さんのご結婚おめでとうございます。
アメリカの花嫁は「体いっぱいで喜びを表現」。そういえば日本のTVドラマでは花嫁は目にいっぱい涙をたたえて「お父さんお母さん、行ってまいります、お世話になりました」とまるで決戦川中島の呈。これは「秋茄子は読めに食わせるな」にあらわれる、嫁という立場の低さ、姑のイヂメの伝統、嫁としてイエを守るという重責、重労働があったからでしょうか?「国籍は天に」これは日本女性にとっても、古いイエの観念からの解放ですねっ!

 

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