Thursday, November 29, 2007

愛着心

「洗濯するから脱いでちょうだい!!」と再三の勧告にも、ウンと言わない。
着慣れたヨレヨレのトレーナー・パンツを何とか脱がせて洗濯させようと
する家内との暫しの葛藤の時だ。
どんなのよりこのヨレヨレがなんとも着心地が良い。
外から帰ってきたら、すぐに着替える。時にはそのまま外出する。
見っともないから着替えろといわれるが、片時も離せないほど愛着を感じる。
シミがついていてチョット汚いな、とは思うが、洗濯している間、他のもの
をはかねばならない。一寸の間でも、着ていないと落ち着かないのだ。
寝る時だって着たままで寝たいと思っている。
まるで身の一部のようになっているから、違和感が全くないんだ。
シワの心配も要らないし、どんな姿勢にも対応できる。
寝てよし、座ってよし、足を曲げてよし、ストレッチ運動もよし、歩いても
走っても何をしても全く窮屈にならない。

やはり家内の声には、最後には従わざるを得ないのが夫の宿命。
ああ、無情と、じっと渇くのを待っているこの気持ち。
変質性があるかな??

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