お金の使い方
メジャー・リーグ、日本のプロ野球ともにいよいよ開幕近い。
楽しみがまたひとつ一つ増えた。
選手たちもいろいろとファンの関わりに腐心している。
盗塁一つする毎に、三振一つ取る度に、何かをプレゼントするといったもの
だ。阪神タイガースの金本選手がつい最近ホームラン一本打つ毎にハワイに
一家族ご招待すると言う企画を打ち出した。
豪勢なことだ。但しこれは甲子園でのホームランに限るそうだが、それに
しても大判振る舞い。費用にすると一家族で大体100万円かかるらしい。
10本打つと1000万円だ。
ぼく達がすることから比べたら、桁違い(何しろ年収5億5千万円)。
自然とファンの人達も応援に力が入る。
人に夢を与える。
ファンあっての野球、ファンの人達に恩返し。素晴らしい事じゃないか。
でもね、それも大いに結構なのだが、何か虚しい気がしてならない。
ボンボンと大きな花火を打ち上げて、大枚がじゃんじゃんと行き交う、何
だか成金主義のようで・・・・。
自分が体を張って稼いだ金だ、何に使おうと勝手だ。
人も喜ぶことだし、旅行社もホテルも、航空会社も儲かることだから、社会
に還元することで社会経済に貢献している。
多分価値観の違いなのだろう。
体の不自由な人達に車椅子をプレゼントする阪神の選手もいる。
日本ハムのダルビッシュ投手が開発途上国水救済に「ダルビッシュ水基金」
を設立。井戸の掘削費にも当てるとか。こういう話を聞くと胸が熱くなる。
金本さん、ボクはあなたが大好きだ。ボクは小学生の時からの阪神ファン。
あなたは素晴らしい野球選手だし、自己管理に対するあなたの取り組み方も
心から尊敬する。
ですから、もう少し生きた金の使い方をして貰えないだろうか。
例え100万の十分の一でもよいので、困っている人達に目を向けてほしいで
す。
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