Monday, March 26, 2007

お金の使い方

メジャー・リーグ、日本のプロ野球ともにいよいよ開幕近い。
楽しみがまたひとつ一つ増えた。
選手たちもいろいろとファンの関わりに腐心している。
盗塁一つする毎に、三振一つ取る度に、何かをプレゼントするといったもの
だ。阪神タイガースの金本選手がつい最近ホームラン一本打つ毎にハワイに
一家族ご招待すると言う企画を打ち出した。
豪勢なことだ。但しこれは甲子園でのホームランに限るそうだが、それに
しても大判振る舞い。費用にすると一家族で大体100万円かかるらしい。
10本打つと1000万円だ。
ぼく達がすることから比べたら、桁違い(何しろ年収5億5千万円)。
自然とファンの人達も応援に力が入る。
人に夢を与える。
ファンあっての野球、ファンの人達に恩返し。素晴らしい事じゃないか。

でもね、それも大いに結構なのだが、何か虚しい気がしてならない。
ボンボンと大きな花火を打ち上げて、大枚がじゃんじゃんと行き交う、何
だか成金主義のようで・・・・。
自分が体を張って稼いだ金だ、何に使おうと勝手だ。
人も喜ぶことだし、旅行社もホテルも、航空会社も儲かることだから、社会
に還元することで社会経済に貢献している。

多分価値観の違いなのだろう。
体の不自由な人達に車椅子をプレゼントする阪神の選手もいる。
日本ハムのダルビッシュ投手が開発途上国水救済に「ダルビッシュ水基金」
を設立。井戸の掘削費にも当てるとか。こういう話を聞くと胸が熱くなる。

金本さん、ボクはあなたが大好きだ。ボクは小学生の時からの阪神ファン。
あなたは素晴らしい野球選手だし、自己管理に対するあなたの取り組み方も
心から尊敬する。
ですから、もう少し生きた金の使い方をして貰えないだろうか。
例え100万の十分の一でもよいので、困っている人達に目を向けてほしいで
す。

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