Saturday, March 17, 2007

祖国

「America The Beautiful」という歌は、第二のアメリカ国歌といわれている
ほど、アメリカ人に親しまれている歌です。
8時から50チャネルでAndre Riuが率いる彼のオーケストラがニューヨーク
にやってきて、Radio Cityで満員の会衆を前に、黒人ゴスペルグループが
一緒にコンサートをやっていた。

最後のアンコールがなされ、静かにアンドレのバイオリンで始まるこの歌が
演奏されると、全員が立ち上がって一緒に歌い、国旗の前で宣誓をするあの
胸に手において歌っていた。
アメリカ人は国歌(国家)を愛する国民だ。
国に誇りを持っている。
だからどんな時にも、アメリカ国歌、Star Spungle Bannerを歌う。

自分の国を愛することは当然で自然のことだ。自分の祖国を思い、先祖を
思い、歴史に思いを馳せる。
自分の国の素晴らしさを思う。
ボクはアメリカに来て日本の良さが分かった者の一人だ。

今回、イスラエルに行って、彼らの祖国を思う気持ちはどんな国の人たち
より重いことを知った。
なにしろ、紀元73年に完全にローマ軍に滅ぼされ、世界中に離散していった
流浪の民、国無き民が1948年5月14日国連の承認のもと再び国を建国した
のだ。1900年間も長い間、国の無かったユダヤ人が祖国建国を機に帰還して
いる。
いま世界中から毎月2000人のユダヤ人が祖国に帰還しているということだ。
彼らの先祖の国イスラエルに、生まれ育った異国の地を離れて、魂の祖国、
イスラエルへと続々と帰って来ている。

何とこのことが2600年前から聖書に預言されているから不思議ではないか。
それが現実化されている。

『神である主はこう仰せられる。わたしはあなたがたを、
国々の民のうちから集め、あなたがたが散らされていた国々から
あなたがたを連れ戻し、イスラエルの地をあなたがたに与える。』
             エゼキエル(旧約聖書)11章17節

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