マイカー
今回少し時間が出来たので、帰国寸前だったが、能登の朝市に行く機会があった。
始めて行った能登、もう電車は廃線になり、公共の乗り物はバスだけらしい。
近頃ほとんどの人は観光バスか自家用車だ。オット、自家用車なんて言葉は死語だった。
マイカーというのだが、どうもこの言葉は私の口からは何年経っても絶対言えない言葉だ。
トウチャンの車も“My car”なんて可笑しいじゃないですか。お兄ちゃんの車もマイカー、
友人の車もマイカーだ。
Myと言うのは所有格であるゆえ、所有者だけがマイカーと呼べるのだ。
こんな事大きな声で言うと、ロートル親父のたわごとに聞こえるので余り言いたくないがあまりにもひどい日本語なのでつい出てしまった。
そう言えば10年位前友人の家に法政大学の英文科の女子大生がホームステイにやってきて、親父さんの車をマイカーと言った時、思わず友人と顔を見合わせてしまったことがある。
もう完全にこれは日本語なのだ。 Myなんてことにこだわる事はないのだ。
でもどうしても割り切れないこだわりと言うか頑固さを持っているのが、ロートル親父たる所以なのだ。
赦してくれたまえ。
おっと、能登の話しをするのを忘れてしまった。次回にまわそう。
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