子供達の目
去年の11月にバングラディッシュとインドに行ってきた。
何が一番印象に残ったかと言うと、子供達の目だ。
なんと澄んだ、輝いた目をしているのだろう。
誰もがそう言う。
この国の将来はこの子供達が担っている!! と感動したものだ。
しかしだんだんと成長するにしたがって、自分には将来がない、希望が持てないと言い出してくる。 周りの現実に押し潰されそうになって、先が見えないし考えられないのだ。
このスラムから一生抜け出る事はないと考え始める。
何とか子供達がその目の輝きをずーっと持って行って欲しいと願う。
世界中から多くの援助が行っているが、なかなかスラムの人達には届かないらしい。
諦めムードが区域(スラム街)全体を覆っている。
人間希望がなくなると目も輝きを失せる。
人間将来がないと思うと惰性的な生き方に変ってしまう。
インドやバングラに行かなくても私達のごくごく近くにも大勢いらっしゃる。
「明日があるさ」と言うのは希望があるということだ。
何処でこの希望を得る事が出来るのか。
あなたの目の前に実はあるのさ。
あるのに見ようとしないだけさ。
安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)
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