Wednesday, June 01, 2005

恩師あり、遠方より来る。

私の最大の恩師である先生が今日日本から来られた。 

この方がおられなかったら、今の私はいない。

50才の時、61才から将来なにをするかを決めた。

しかしその準備の為の具体的な方法は何一つ計画した訳ではない、ただ61才から牧師になるぞ!! と決めただけだ。

そんな時、声をかけて下さり、牧師になるための学校である神学校に即座に入学させてくださり、優しく指導し早くに卒業出来るように取り計らって下さり、按主礼(牧師としての献身の祈りと表明)をして下さり、その日から何処に出ても牧師としてやって行けるように送り出してくださった。

先生は今80才のご高齢だ。72才の時脳溢血で倒れられたが、奇跡的に生還された。

言語も大分しっかりしているが、少し足を引きずっておられる。 

でもお顔はまだまだ若々しい。 

心がまだ若い証拠だ。

仙台の伊達藩の出身、海軍兵学校を出ておられるので、倒れる前は背筋がぴんとしておられ、なかなかお洒落で、剣道も6段の腕前だ。

考える事もなさる事も大胆この上なし。肝っ玉の据わった方で、並の牧師とはチト違う。

非常に厳しい反面、優しさの滲み出たお人柄でもある。

「良かれ」と思うことはどんなに障害があっても突き進んでいかれる。 所謂、常識破れの所もある。

人生の最も大切な事は、「良書に恵まれることと、良師に恵まれること」だといわれる言葉を深く噛み締めている。

幸いな人生を送らせていただいていると感謝している。


安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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