Sunday, July 03, 2005

玉ねぎ

ボクにとっては新しい発見だが、玉ねぎがこんなに美味しいとは知らなかった!!

大体玉ねぎは好きで、ハンバーガーを買っても必ず「エキストラ・オニオン・プリーズ」と言って余分に入れて貰う。

玉ねぎを入れたサラダだったらモリモリと食べるし、水にさらさないでそのまま鰹節を振りかけ醤油をたらして生で食べる。

しかし時間をかけて炒めて食べると全く味が違ってくる。

一個分をスライスしてフライパンでゆっくりと炒める。

大体50分くらいかけて炒めるとあめ色に変ってきて粘り気が出てくる。

その甘味のあるまろやかな味は何の調味料も一切受け付けない、孤高を保った高貴な味でさえある。

そのまま一個分をぺろりと一気に平らげる事ができる。 毎日一個食べる。

毎日塩気の一切ない味気ない野菜スープばかり食っている者に取っては、この一個の玉ねぎがどんなに食を潤してくれる事か。

右手の薬指の第2関節に肉刺(マメ)が出来るほど精を込めて炒める作業が一向に気にならない。 

その上この炒めた玉ねぎは血をさらさらにしてくれるのだから、これ以上良い事はない。

朝に玉ねぎ、夜には垂れなしの納豆。さぞや血がきれいになる事だろう。

心もついでにきれいになればよいが、そうは問屋がおろさないか。

安藤秀世(サウスベイジャパニーズクリスチャンフェローシップ教会牧師)

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